メモリーアスリートは、文系が多いのか?理系が多いのか?

メモリーアスリートのつぶやき

突然ですが、メモリースポーツをやっていると時々こんな事を言われます。
「メモリースポーツって理系の人が多そうですよね!?」
「円周率とかも覚えられるんでしょ?数字にも強そうだから数学できそう!!!」
などと言われることが多々あります。
(ニュアンスとしては、「理系だからできるんだね!すごい!」と言う方が多い印象です)

「個人的には理系だからできる!文系だから苦手?」
なんてことは関係ないと思ってますが、今回は実際どちらの方が多いのか気になったので、メモリーアスリートの皆さんに、アンケートに答えていただきました。
結果はこの記事の最後に紹介させていただきます。

「そもそも理系と文系の境界はどう区別するのか?」
「そもそも理系&文系って何だ!? 定義は!?」

と言う方もいると思いますので、調査してみました!

“文系が赤”で、”理系が青”というのもステレオタイプなのかもしれません…

“文系と理系”というキーワードでWikipediaで調べてみると、

文系(ぶんけい)と理系(りけい)とは、学問や人を大まかに二つに分類する日本固有の文化である。それぞれ文科系(ぶんかけい)、理科系(りかけい)とも呼ばれ、両者を合わせて文理(ぶんり)という。伝統的に、文系とは主に人間の活動を研究の対象とする学問(主に人文科学と社会科学に分類される)の系統とされ、理系とは主に自然界を研究の対象とする学問(およそ自然科学に分類される)の系統とされてきた。
しかし現在では、研究対象よりもむしろ課題解決のために用いる手法で分類されることが多い。たとえば金融工学や社会工学は、研究対象こそ「人間の活動」であるが、研究対象をほとんど同じくする経済学や社会学とは異なり一般には理系とみなされる。個別の学問分野がいずれに属するのかについては、文系的と捉えられることが多い学問、理系的と捉えられることが多い学問を参照のこと。なお、学問分野を理系と文系で区別する概念がある国は日本だけである。」

文系的と捉えられることが多い学問
哲学 倫理学 宗教学 神学 文学 人文学 芸術学 美学 美術工芸学 デザイン学 音楽学 歴史学 考古学 地理学 観光学 心理学 経済学 国際経済学 商学 経営学 法学 政治学 政治経済学 行政学 政策学 国際関係学 国際政治学 文化人類学 民族学 民俗学 言語学 社会学 福祉学 家政学 生活環境科学 教育学 など

理系的と捉えられることが多い学問
哲学 科学哲学 倫理学 生命倫理学 数学 情報学 情報科学 統計学 物理学 天文学 宇宙科学 地球科学 海洋学 気象学 地質学 惑星科学 化学 医学 歯学 薬学 看護学 福祉学 保健学 栄養学 生物学 生物資源科学 生命科学 農学 林学 森林科学 水産学 獣医学 畜産学 工学 理工学 建築学 軍事学 軍学 防衛学 など (Wikipedia から一部抜粋)

とありました。

理系文系の考え方は日本独特のものなんですね!あんまり考えたことがなかったというの正直なところで、
個人的には、「哲学」が理系に区分されていることは少し意外でした。
「経済学」や「心理学」は文理の中間あたりかなというイメージを持っていました。

ちなみに世間一般では文系と理系どちらの方が人口が多いのでしょうか?
インターネットで調べてみると、おおよそ

「文系:理系=7:3」

男子大学生の55%文系、45%理系
女子大学生の80%文系、20%理系

だそうです。7割の大学生が文系なんですね。

自分が通っていた都立富士高校は、生徒の約99%が4年制大学に進学していました。
僕の代は、当時全部で8クラスあり約2クラスが理系だったと思います。
(「男子は5クラスが文系・3クラスが理系、女子は7クラスが文系・1クラス理系」なので、
自分のいたクラスは女子は全員文系なのに、男子は全員理系という不思議なクラスでしたね)

おおよそ世間の大学生の割合に近いのかもしれません。
そして、現在の大学進学率は50%ちょっとですので、大学に進学しない人たちのことも考慮すると、推定ですが更に文系の割合が増えると思われます。(文系:理系=8:2〜9:1くらい?)
そのように考えると、世の中のほとんどの人が文系で理系は少数だということがわかります。

この結果は理系の自分として意外でした。
自分の周りは理系の人間が多いせいかもしれません。

さてここからは本題に入ります。
今回メモリーアスリートの皆さんに匿名で「あなたは理系か?文系か?」という質問に答えていただきました。

現在は投票を終了しています

それでは結果を見ていきましょう!

「文系:理系 = 37.5:62.5」

                        という結果でした!

3人に2人が理系なんですね!

皆さん結果を見た感想はどうでしたでしょうか?

調査の段階でわかった元々の理系の人数の少なさに驚いてしまいましたが、
僕の感想は「正直、意外に理系が多いな!」という印象です。
だいたい半々くらいかと思っていました。

ここからは個人的な推察なので、間違っているかもしれませんが、
「なぜメモリーアスリートには理系が多いのか?」ということについて理系っぽく?考察していきたいと思います。

理由 その1〜論理的思考や頭を使うことが好き・得意だから〜
メモリースポーツが上達するには、論理的に考え「なぜできないのか?」「どんな練習をすれば記録を伸ばせるか?」「次の対戦相手にはどんな種目で攻めれば勝てる可能性が高いか?」などを練習でも、試合でも常に考えながらやらないと上達しませんし、試合ではなかなか結果を出せるようにはなりません。
理系科目は文系科目と比較して、単純に暗記するというよりも、計算力を高める、分野によって勉強方法や解法を変える(無機化学は単純暗記だが、理論化学は化学の仕組みの理解+計算 等々)などの戦略が重要です。
その辺は共通している部分だと思います。
また、様々な試行を通して、自分の力を上げていったり、試合に勝つという作業は実験的な要素が強いのかもしれません。そのような思考は、勉強の中でも特に理系科目で必要とされるからなのかなと思います。

理由 その2〜記憶や脳に関わることに興味がある人は理系が多いから〜
メモリーアスリートの中には、生物系の学部に所属していたり、私も例外ではないですが、脳科学を専門としている人もいます。そういう人は「自分の記憶をどこまで高められるのか?」ということに興味があるのかもしれません。

理由 その3〜頭を使った戦うことが好き・得意だから〜
なんとなく感じたことがある方もいるかもしれませんが、理系の人は勉強が得意な人が多い傾向にあると思います。勉強が得意な人が集まると、お互い競い合うような環境になりゲーム感覚で勉強するということもあると思います。(ちなみに、自分も高校生の時は、「定期テストの点数で最下位の人が1位の人にサイゼリヤでステーキをおごる」という対決をテストの度にやっていました。)
僕自身受験勉強はかなり辛いものでしたが、受験が終わった後には空虚な気持ちになりました。
受験が終わった後でも「勉強のような頭を使ったもので、なにか競うことはできないのか?」と思っていました。勉強とは違うものですが、頭を使って世界中の人と競えるということが面白くてメモリースポーツの沼にハマってしまったので、頭を使って競うことが好きな人にはおすすめできる競技だと思います。

そのような感じで「なぜメモリーアスリートには理系が多いのか?」ということを考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?
あくまで個人的な意見なので、異論は大歓迎です。笑

本テーマ以外にも、メモリーアスリートの生態について深堀りしていくと面白いかもしれませんね。