皆さんこんにちは。土屋です。
先日、青木代表が「センター試験の記憶」という記事を書いていたのをみて、僕も何か受験系のこと書いてみようかな~と軽く考えていたところ、僕が高3の時に書いた「合格体験記」というワードファイルを発見したため、ここにそのままコピー&ペーストしたいと思います。
この文章は、大学に合格したときに高校に「合格体験記を在校生に向けて書いてくれ」というようなことを言われて書いたものです。受験終了直後ということもあり、かなり「こいつはいったいどの目線で物を言っているんだ??」という部分もあるかとは思うのですが、温かい目で読んでいただけたら嬉しいです。
土屋’s バックグラウンド
はい。本題の文章を貼り付けていく前に、僕の住んでいた場所や生活について軽く書いていきたいと思います。直接的に記事とは関係ないのですが、前提として知っておいていただけたら嬉しいです。
僕は群馬県のド田舎で生を受け、すくすくと育っていきました。群馬県出身と言うと、「ド田舎だ、グンマー帝国だ」とバカにして来る人がいますが、僕の生まれたところは、バカにして来る人の”ド田舎イメージ”をえげつないく凌駕するほどの田舎です。そもそも町とか市とかじゃなくて「村」です。だから僕は村民です。
電車は一時間に一本、終電は19時、遅延の原因は鹿をはねたこと、ばあちゃんに呼ばれて行くと熊が水浴びしている、庭でBBQをしていると横をイノシシが走っていく、などなどエピソードを上げればきりがないほどのところです。
まあ、何はともあれこのような場所で生まれてから上京するまで育ってきたという感じです。そして、なぜこのことを書いたのかと言いますと、このような環境で塾に行かずに勉強していたんだよ~ということをアピールしておけば、土屋(18)が調子に乗って書いた文章が少しでも許容されるかなと思ったからです。
これから書いていくことは、このようなバックグラウンドのやつが書いたんだなということを念頭に置いて読み進めていただければと思います。
合格体験記の構成
○進路選択について
○勉強方法について
○受験勉強スタート時に陥りやすい落とし穴
○偏差値の上がり方について
○モチベーションについて
○模擬試験について
○各教科別勉強法
○最後に
※青字が今回扱うところです。
コピペ開始!!!!
3年A組、もとバスケットボール部部長の土屋一輝です。ここでは、僕のやってきた進路実現に向けての取り組みをなるべく詳しく書こうと思います。
○進路選択について
皆さんには、進路選択の際に、「勉強するのがめんどくさいから指定校でいっか」「今の実力で入れるから〜大学でいっか」「適当に専門学校あるいは就職でいっか」といった進路の決定の仕方はしてほしくないなと思います。
もちろん、本当にやりたいことがあって専門学校や指定校制度、または就職を選択する人もいると思いますが、どの進路を選択したとしても勉強することからは逃れられません。
また、「〜でいっか」と安易に適当なところへ進んでしまうと、この先の人生へダイレクトに影響が出ます。中学から高校への進学とは全くわけが違うのです。
そこを考慮した上で自分が本当に満足できる進路選択をしてください。もし「自分は勉強ができないから」という理由でやりたいことがあるのに諦めようと思ってる人がいるならあまりにももったいないです。
後々にも述べていきますが、正しい勉強を正しい時間やれば成績は必ず上がります。
なので、やる前に「自分にはできないであろう」という勝手な推測のもと何もしないのではなく、「ワンチャンあるかもしれない」という安易でもいいのでポジティブな思考のもと、取り組んでみてください。
また、そもそもやりたいことがわからないという人は、なんでもいいので自分の興味のあることをとことん調べて押し広げていってください。
例えば料理が好きな人は料理人以外にも、食品の研究であったり食材の管理方法の研究であったりと、好きなことへの携わり方というのは無限にあります。
自分のやりたいことから広げていけば、ある程度は方向性は絞れると思います。
○勉強方法について
よく勉強の仕方がわからないという人がいますが、そういう人は行動を起こす前にそういうことを言っていることが多いと思います。
知っての通り勉強の仕方というのは一人一人違うものです。その中で自分のスタイルを確立していくためには何かしらアクションを起こし、間違っていたら修正していくということを繰り返すしかありません。
なので、何もしないまま落胆せずに、先生の言ったことを試してみるとか、プリントの問題をひたすら解いてみるとか、とにかく行動を起こしてみてください。
そうすることによって徐々に効率は上がっていくと思います。
○受験勉強スタート時に陥りやすい落とし穴
勉強を始めると、どうしても時間が気になり始めます。「今日は10時間できた。今日は4時間しかできなかった。」などと勉強を質ではなく量で計るようになってしまいがちです。
この勉強の仕方だと、自分が長時間勉強しているという事実に満足感を得る作業と化しておりまったく内容のない勉強になってしまうので驚くほど成績が上がりません。
実際僕は高2の夏休みに時間を気にしすぎる勉強をして、夏休み明けの模試で偏差値が10ほど落ちて相当なショックを受けました。
なので、量をこなすことは前提として、質まで考慮して勉強すると、成績は徐々に上がっていきます。
大学3年土屋からのコメント
皆さん、お疲れさまでした。初っ端からド正論が書かれておりびっくりしました。今読み返してみると、当時の自分の考え方やフィーリングの部分が感じ取れて面白いですね。
「中学から高校への進学とは全くわけが違うのです。」はパンチラインでした。わけが違うらしいです。
それにしても断定表現が多くて、力が強いですね。いったい何にそこまでフラストレーションを感じていたのでしょうか。
とはいえ、やりたいことがわからないという人へのアドバイスは手前味噌ながら、役に立ったと感じました。就職活動真っ只中の現在、参考にさせていただきたいと思います。
あと、「正しい勉強を正しい時間やれば成績は必ず上がります」という文章は、「正しい方法で記憶してあげれば、誰でも記憶力を上げていくことができる」という現在の考えのもとになっている価値観が見える部分であり、やはり同一人物なんだなと思いました(当たり前ですが)。
さて次回は、「偏差値の上がり方について」「モチベーションについて」と題された文章をコピペしていきます。ここからさらに熱を帯びていくので、これに懲りずお付き合いいただけたらと思います。