Names攻略法② ~変換編~

メモリーアスリートのつぶやき

こんにちは!メモリーアスリートの外園です。

Names攻略法② ~変換編~ということで、前回に引き続きNamesのお話をしていきます!

前回の投稿はこちら

今回は、よりMemory LeagueのNamesに特化した内容になっています。スコアアップを目指している人や試合に出てみたい方々にとってはこの辺りが腕の見せ所となってきますので、頑張っていきましょう!

 

Namesにおける変換

前回の投稿では、実際の名前の覚え方の例をいくつか挙げました。

名前から連想できるイメージを顔写真と絡めて記憶し、見覚えのあるパーツを探してリコールする」という流れでしたね。Namesの大まかな記憶法は、基本的には、これが全てです。

しかし、スコアアップを目指そうとすると、毎回イチからイメージを考えていては時間がかかるし、精度もなかなか安定しないという問題点が生まれてきます。

そこで、”ある名前が出てきた時に作るイメージをあらかじめ決めておく”ということが重要になってきます。

トランプを記憶するときに、準備段階として「♡Aは灰皿、♡2はハニワ」といった変換表を作るように、Namesでも「翼は耳に注目する、花は鼻に注目する」というような変換を持っていると非常に便利です。

イメージとしてはこのような感じです。これは、私が実際に使っている変換表の一部です。

記憶中は左から右へ、リコール中は右から左へ。

この図を見て、「同じパーツに変換する複数の漢字はどう区別するの?」という疑問が浮かんだ方もいるかもしれません。

そうなんです、これがNamesの難しいところです。答えとしては、「同じパーツに着目するときでも、それぞれの漢字ごとに異なるイメージを作る」ということになります。

と言っても、ここはなかなか掴みづらいところだと思うので、まずは例を見ていきましょう。

私は、髪に着目する4つの漢字(彩、菜、奏、結)のイメージを、次のように作り分ける事で区別しています。

・彩 →髪の毛の上の方がレインボーになるイメージ

・菜 →前髪のあたりにほうれん草が生えているイメージ

・奏 →髪のどこかの毛束を弦のように弾いて音楽を奏でるイメージ

・結 →髪の毛先のどこか一部分をゴムで結ぶイメージ

一口に ”髪に着目する” と言っても、実際には、髪の中での着目する場所や、想像する具体的なイメージは全く別のものです。

もっと言うと、もしも「奏」と「結」で全く同じところに着目したとしても、そこに付与するイメージやストーリーが異なれば、リコールの際に区別することができます。下の画像で言うと、赤丸で囲んだ部分の髪の毛を、弾いた覚えがあれば「奏」結んだ覚えがあれば「結」と回答します。

こうすることで、髪や鼻、耳、口などの限られた数のパーツに、数十個もしくはそれ以上の漢字を対応させることが可能になります。

もちろん、最初からすべての漢字にこのような変換イメージを作るのは大変なので、頻出の漢字から作っていきましょう。また、試合や練習をしながら記憶中に即興で作る変換の数には限界があるため、リコールが終わった後の画面を見ながら、一つずつゆっくりと見直して丁寧にイメージを考えるのがおすすめです。作った変換は、ノートやメモなどに書き残しておくと、後から見返すことができて便利でしょう。

 

変換作りにおいて、コツを一つ挙げるとすれば、“面積が広いパーツは極力避ける”ことです。

例えば、「敦(あつし)」という名前を見て、顔全体から汗が出てくるイメージを作ったとすると、目や鼻などに着目した場合と比べて、“その部分をピンポイントで見た”という記憶が弱くなります。その結果、どのパーツに着目したのか分からず、思い出せないということがしばしば起こります。このような場合には、「汗を流すイメージをする時には頬のあたりだけに着目する」というようなルールも併せて作っておくと良いでしょう。

この辺りは、実際に変換を使ってみると実感できるところかと思います。まずは、とにかく変換イメージを作り、少しでも”使いずらさ”を感じた時には、躊躇わずに、どんどん使いやすいイメージに改善していくことをおすすめします。

Namesでよく出てくる名前の漢字一覧や実際に私が使っている変換の例を、次回の投稿で紹介します。変換イメージのバリエーションに迷った時や、アイデアが思い浮かばなかった時などに、参考にしてみてください。

二文字以上の名前の扱い方

ここで、既にお気づきの方もいるかもしれませんが(というか見出しに書いてしまっていますが…)、ここまでの内容では、実際に競技に取り組む上では致命的な程に不十分なところがあります。

そうです、二文字以上の名前のケースです。

これまで説明してきたように漢字1文字ごとに1対1対応の変換を作ると、一文字の名前にしか対応できません。しかし、実際のMemory Leagueでは二文字以上の名前の方が圧倒的に多く出てきます。

このような場合のイメージの作り方を、下記の4つのパターンに分けて説明します。

①複数文字セットで変換を作る名前

②メインの漢字とサブの漢字に分ける名前

③複数の変換イメージを組み合わせる名前

④ひらがなの名前

こう並べてみると難しそうな印象を感じるかもしれませんが、どれも基本的なやり方はこれまでと変わらず、少し毛が生えた程度です。ここまで辿り着いてる皆さんであれば、恐れる必要は全くありません。

それでは一つずつ見ていきましょう!

①複数文字セットで変換を作る名前

これは、名前の漢字を複数文字まとめて一緒に覚えてしまう方法です。

例を挙げると、「向日葵(ひまわり)」という名前のときには、頭の上にヒマワリの花が乗っているというイメージを作ります。このように、漢字を一文字ずつ覚えるよりも、まとまりのまま覚える方が都合の良い場合に使います。

「大和(やまと)」という名前であれば、その名前の雰囲気から着ている服が和風で伝統的なものだと想像したり、「真菜(まな)」という名前であれば、”眼差し”に関連させて目に着目するイメージを作ったりできます。 

他にも、「真優(まゆ)」という名前なら、その読み方の通りに、眉毛に着目すると分かりやすいですね。

ちなみにですが、もし同じ「まゆ」という読みでも漢字が異なる「真優」と「真由」を区別したいのであれば、前者は「眉毛が優しいカーブを描いているイメージ」、後者は「眉毛の一本一本が自由な方向に伸びているイメージ」などとすれば良いでしょう。これはトップレベルの選手たちでも苦戦するくらい難しいところなので、はじめからできなくても焦る必要は全くありません。

 

②メインの漢字とサブの漢字に分ける名前

これは、「優子」や「陽太」のように、名前の二文字目に、”子、太、人、斗、介など” がついている場合に使います。

ここでは、一文字で分かりやすい意味を持つ漢字メインの漢字そうでない漢字名前の最後にありがちな漢字サブの漢字とします。これを厳密に分類する必要はないので、深く考えすぎなくて大丈夫です。

メインの漢字とサブの漢字に分けられる名前では、メインの方の漢字だけでイメージを作り、そこにサブの漢字の要素を付け足すというような流れになります。

下の写真を例に、説明します。

私は普段「悠」では片耳全体に着目することにしています。それにサブの漢字の要素を加えると、

・悠太→耳の縁の部分をよりじっくりと見る(縁の太さに着目するようなイメージ)

・悠人→耳の穴から横向きに人が生えてくるイメージをする

といった感じになります。

このタイプの名前は、ある程度決まった組み合わせのパターンしか出てこないうえ、数もそれほど多くはありません。自分なりのルールをあらかじめ決めておくと良いです。

余談ですが、この方法の覚え方は、トランプ記憶や数字記憶でPAやPOシステムを使う感覚に近いかもしれません。メインの漢字のイメージにサブの漢字のイメージを足すのは、P(パーソン)にA(アクション)やO(オブジェクト)などの要素を加えてストーリーを作るのと、まさに同じ流れです。Namesをやる上でトランプや数字のシステムの知識は不要ですが、興味のある方はこちらの動画 (https://youtu.be/znV3GzjpWAQ) をご覧ください。

 

③複数の変換イメージを組み合わせる名前

これは②と少し似ています。先ほどと異なるのは、この方法には”メインの漢字とサブの漢字”という概念はなく、着目するポイント自体を増やしてしまうという点です。

例を見てみましょう。

まず、「悠登」という名前を、「悠」と「登」に分け、それぞれの漢字で1カ所ずつに着目します。

耳をじっくり見る「悠」のイメージと、頭のあたりを登っていく「登」のイメージの2つのイメージを一枚の写真の中に当てはめます。リコールする時には、見覚えのある二つのイメージ見つけ、それらを正しい順番に並べて名前を思い出します。

この方法の注意点として、着目する箇所が増える分、一つ一つのイメージが弱くなりがちであることが挙げられます。意識が分散すると、どうしても全体的におぼろげな記憶になってしまう傾向があります。

また、かなり稀なケースではありますが、二文字の順番を逆にしても名前として成立してしまう場合があります。どういうことかと言うと、例えば「翔大」という名前を見て、「翔」と「大」に分けてイメージを作ったとします。リコール中にその二つの漢字のイメージを思い出せたとしても、「翔大」なのか「大翔」なのかが分からないということがたまに起こり得ます。

このように、着目箇所を増やすパターンは、記憶においてもリコールにおいても少し難易度が高いです。このやり方を使う場合には、他の名前より少し長めの時間をかけてでも、意識的に強くイメージすることを心がけると良いでしょう。

 

④ひらがなの名前

Namesでは、漢字の名前だけでなく、「さくら」や「はるか」といったようなひらがなの名前も出てきます。

基本的には、これらの名前はそのまま漢字に換えられることがほとんどです。よって、「さくら」なら「桜」、「はるか」なら「遥」のイメージのイメージを作ります。

この時に気をつけなくてはならないのは、リコールの際にひらがなの名前だったことを思い出せるように、「この名前はひらがなだったな」という意識をする必要があることです。”意識”というと難しそうな気もしますが、「”桜”のイメージをしたけど、本当は”桜”じゃなくて”さくら”!」と記憶中に心の中で呟く程度で十分です。

ちなみに、裏ワザ的なやり方ではありますが、実際には記憶中に完璧に”意識”をできていなくても、「桜」という漢字を見た覚えがあるか否かという側面から判別できるケースもあります。「顔写真中で『”桜”のイメージ』は見た覚えがあるけれど、『”桜”という漢字』は見ていないな」と感じれば、ひらがなだったことに気がつけます。リコールするのは記憶したほんの数分後なので、”見覚えがある・ない“という感覚も意外と頼りになります。ですが、はじめからこればかりに依存するクセをつけてしまうのは、長い目で見るとあまり良くありません。あくまでも、最終手段だと考えてください。

おわりに

今回は、Namesにおける変換のお話をメインにしてきました。いかがだったでしょうか?

実際には、Namesではかなりの種類の名前が出てくるので、トランプや数字の変換と全く同じとまではいきません。そしてさらにそれを顔写真と結びつけるとなれば、ハードルが高く感じてしまうのも当然のことです。

しかし、変換を事前にあらかた決め、型に落とし込んで記憶することができるようになれば、名前を覚えるときの思考回路はかなりシンプルになります。

速く・正確にたくさんの名前を覚えるために最も重要なものは、紛れもなく“変換”なのです。まずは少しずつからで良いので、変換表作りを始めてみませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Names攻略法は次回に続きます。お楽しみに!