広島にきてしばらく

キューバーのつぶやき

皆さん、こんにちは。BSAの青柳です。

前回記事(下に添付した記事をご確認ください)を書いたのが2021年12月なので、約8か月ぶりの投稿になります。時が経つのは早いものですね。この間私自身、卒業準備等でいろいろ忙しかったなぁと思います。

それはそれとして。

広島にきて早くも4か月が経とうとしています。私は今年4月に大学への入学(厳密には編入学)を機に広島に引っ越したわけですが、そのときの私にとって広島は未知の土地でした。しいて言えば宮島やしまなみ海道等、観光雑誌によく取り上げられるような土地はなんとか知っているくらいです。実家が関東なので当然といえば当然ですね。関東に住んでいたら広島のニュースはほとんど耳にすることはありません。ですが数か月、広島の空気を吸ったこともあり、だいぶこの土地にも馴染んできたように思います。最初は「じゃけぇ」という広島特有の語尾に戸惑うこともありましたが、今は自然なものとして受け入れています。

そこで本記事では広島での主な出来事を書いていこうと思います。

自転車探し

大学は広島のなかでも山のほうにあり、交通の便は決してよくありません。JR広島駅から大学の最寄り駅までは在来線で約30分かかります。大学のキャンパス自体は大きいのですが、その周囲は田園風景が広がっており、いかにも「田舎」という感じです。入学試験で初めて広島に訪れたときに、その風景をみて驚いた記憶があります。

そうはいってもさすがに足がないと生きてはいけないので、私は広島に引っ越してから、まずは自転車を購入しました。

いろんな自転車屋に行って自分の希望と予算を照らし合わせながら、どの自転車を買おうか悩んでいました。1週間くらいこんな生活を続けます。

これは完全に余談なのですが、コロナ拡大の影響で新しい自転車の発注がとても難しくなっているようです(特にロードバイクやクロスバイク)。各メーカーのカタログをみて気に入ったものが見つかっても、入荷まで3~6か月待ちというのもざらにありました。さらに、5年くらいまえにブレーキ方式の主流がリムブレーキからディスクブレーキに切り換わったこともあり、リムブレーキのロードバイクは意外にも見つかりにくくなっています。

このようにいろいろな制約があるなか自分なりに自転車探しを続けていたところ、自分の希望に合う自転車をなんとか発見することができました。下に写真を貼っておきます。

GARNEAU GENERATION

中古の自転車屋さんで発見しました。見た目は少し派手ですが、コンポーネント(ギアやブレーキ等)が自分の希望にぴったりだったのでこの自転車を購入しました。またタイヤ部分は摩耗がはげしかったので、後日交換しました。

以後、この自転車に乗っていろんなところへサイクリングすることになります。いずれはさらに体力をつけて関西や関東までいってみたいと思っています。

喫茶店探し

大学に入学するというのは大変なものです。今まで住んでいた環境とは全く異なる環境で過ごすというのはやっぱり多少なりともストレスがかかります。私の場合は大きなストレスはなかったのですが、どういうわけか睡眠時間が少し減っていた時期でした。広島にきて3週間経ってから「なにか落ち着ける場所が欲しいなぁ」と思い立った私は、大学周辺で喫茶店探しを始めます。

大学周辺は、学生が多いということもあり喫茶店は数多くあるようです。喫茶店で勉強したり、お店で働くという学生もよく見かけます。それぐらい喫茶店というのは人の日常に深く入り込んでいるんだなぁと思いました。(私も喫茶店でバイトをしてみてもいいのかなと考えていたのですが、なかなか厳しいものがあります。)

個人的におすすめの喫茶店はJR東広島駅近くの「伴天連」というお店です。店内からして異様な雰囲気が漂ってます(下の写真を参照)。ですがマスターはとても優しい人です。マスターの話によると大学の先生もよく通っているみたいで、「知る人ぞ知る」喫茶店のようですね。ちなみに私は月1ペースで足を運んでいます。お客さんのなかには北海道からわざわざこの店に来るという方もいるようです。たしかに国内ではあまり見られない喫茶店です。

瀬戸内キューブオフ

最後にルービックキューブの話にも触れておきましょう。

私自身ルービックキューブに出会ってから10年くらい経ち、数は少ないながらもこれまで大会やオフ会に参加してきました。全国からキューバ―が集まり、練習したりキューブ以外のゲームで遊んだりした大会もありました。

私の所感ですが、キューバ―が多いのは東京、大阪、京都あたりかなと思います。これらの都道府県にはキューブサークルのある大学がいくつか存在するので、必然的にキューバ―の数も多くなるのでしょう。

一方、広島はというと。。。ものすごく少ないです。広島で活動しているキューバ―は、私の知っているなかでは5人もいないような気がします。

先日、そんな広島県でキューブオフ会が開催されたので参加してみました。関東にいたときはオフ会自体、あまり参加したことはなかったのですが、このオフ会は会場が下宿先から近かったこともあり行ってみようと思いました。

参加者は17人だったのでかなり多かったかなと思います。実際、オフ会では狭い部屋に10人以上の方が集まっていました。2020年のコロナ拡大以来、キューバ―の賑やかな集まりを体験していなかったので懐かしい気持ちなりました。さらに、5年ぶりに会う方もいたので個人的には嬉しかったです。

オフ会で、私は今年4月に発売された「ルービックキューブインポッシブル」というパズルを初体験しました。このパズルはSNS上で少し話題になっていて、多くのキューバ―が「難しい……」という言葉をこぼしていました。実際、私も回してみたのですが、、、噂どおり難しかった。。。見る角度によってパーツの色が大きく変わるので、ふつうのパズルに慣れてしまっていた私からすると違和感ありまくりでした。ルービックキューブに出会った当初もこんな風に困惑していたんだろうなと思います。

さらに、何人かのキューバ―にルービックキューブ目隠しのやり方を教えました。ルービックキューブの解き方を教えるというのはものすごく難しいものです。自分が感覚的に理解していることをきちんと言語化しなければいけないわけですから。しかしこのような言語化を繰り返すことが自分の頭のなかを整理することにつながるのでしょう。私は広島にきてからキューブに触れる時間が少なくなっていたのですが、自分のなかの綻びた知識を再構築するきっかけになったと思います。

またこのオフ会では計測する機会もあったので、練習不足ながら参加してみました。3×3部門に出場したのですが、結果は平均11.43秒で2位でした。意外にもよかったのかなと思います。次回はちゃんと目隠し部門に参加して好タイムを出したいですね。

https://twitter.com/STURCC/status/1533361665273888768?cxt=HHwWgIDQre-TzMcqAAAA

オフ会のあとは、参加者と一緒に「とうかさん」に行きました。「とうかさん」とは圓隆寺で毎年6月に行われる祭りのことです。赤い提灯がたくさん並ぶきれいな外観が特徴です。そこで少しゆっくりしたかったのですが、あいにくの雨ですぐに撤退することになりました。来年、またリベンジしないとな。

次回の瀬戸内キューブオフ会は8月14日なので、都合のよい方はぜひ参加してみましょう。

振り返って

広島での生活を振り返ってみましたが、ごく普通の大学生という感じですね。自分でもびっくりしています。こうして書いてみると、新たなことに気がつくものですね。

広島についてはまだまだ知らないことだらけですが、少しずつ学んでいくつもりです。さらにルービックキューブに関する活動もまた増やしていけたらなと思います。しかしそれはあくまでも希望にすぎません。「大学生は時間にゆとりがある」ときいていたのですが、どうやらそんなことはないみたいです。

少し長くなってしまいましたが、この記事はそろそろ終わりにします。また機会があったら広島やその他中国四国地方の都道府県について触れていこうと思います。それでは。