なぜか熱量高めで書いた記憶の記事はあまりビュー数が伸びず、割とシンプルに書いた受験の記事は長くよく見られているので、今回は受験の記事を書きたいと思います。笑
過去の受験の記事も載せておきます↓
今回は女子の受験生が男子の受験生よりも有利に勝負できる点がいくつかあると思い、記事にしました。
女子の大学受験生のみなさんは知っておいて損はないと思うので、参考にしていただければと思います。
①女子大を狙う
中学や高校には男子校や女子校という学校はありますが、僕の知る限り、大学には女子大はあっても男子大はありません。
当たり前ですが、学力が日本で一番高い男子学生でも女子大に入学することはもちろん、受験すらできません。
(大学院では女子大でも男子が入れる学校があるそうですが…)
女子大には良い大学がたくさんあり、お茶の水女子大や奈良女子大などは国立で難関で環境も良く、とても有名ですね。私立でも津田塾大、東京女子大、日本女子大などは名門大学として広く知られていて、就職にも強くイメージが良いにも関わらず、昔と比較すると今はかなり入りやすいようです。
自分には妹がいるのですが、この①の「女子大を狙う」作戦を教え、妹は一般受験で女子大に進学しました。
その結果、一般受験の同じ偏差値帯の大学出身の学生の就職先よりも比較的待遇が良いとされる会社に就職できたようです。
②理系を狙う
意外と知られていませんが、理系大学には女子枠というものが存在する大学もあります。
少し前ですが、旧帝大の名古屋大学が一般受験以外(学校推薦など)の枠の半分ほどを女子にするというニュースが出ていました。他にも富山大学なども2023年から女子枠を設けるようです。
私立では芝浦工業大などの名門大学でも推薦入試などで女子枠を設けていて、更に100名以上の女子学生に一部の奨学金を給付しているようですね。
讀賣オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220813-OYT1T50139/
芝浦工業大学のホームページ
https://www.shibaura-it.ac.jp/news/nid00001842.html
また理系は男子が多く高学力層であることが多いので、その層の絶対に入ってこれない①で書いたような女子大の理系学部を狙うのもアリかもしれません。
ただし女子大の理系学部は数がそこまで多くないので、場合によっては文系学部よりも倍率が上がることもあると思います。自分が興味ある学部は、必ず確認をするようにしましょう。
③東大を狙う
僕も東大に入ってから知ったのですが、実は東大も女子学生を増やすために色々な支援をしているようです。東大の一般受験の入学者の女子の割合は18.4%で80%以上が男子となっています。
一方、推薦入試(2020年のデータ)は、合格者73名中33名が女子となっており45.2%が女子です。数字を見る限り、推薦入試は一般入試よりも女子も受かりやすい状況となっているように見えます。他の年も多少のブレはあるもののほぼ同じくらいの数字となっています。
東京大学は入学後も手厚く、女子でも遠方の人(通学に90分以上かかる人)だけが対象ですが、駒場キャンパスまで30分圏内でセキュリティーのしっかりとした民間の賃貸や学生会館などを用意しており、毎月3万円(2年間)の家賃補助まで東京大学が出してくれるようです。
東京大学のホームページ
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400195578.pdf
上記の内容含め、以下には東大が取り組む様々な女子学生や女性教職員を支援する内容がかかれています。女子中高生向けの冊子などもあるようです。
未来の形:女子のちから(東京大学)
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/actions/mirainokatachi.html
どうだったでしょうか?
男性の僕からすると羨ましいと思う反面、このことを知らない女子学生も多いと思うので、ぜひ知ってほしいと思い記事にしました。
ここに記載したこと以外にも受験に関する色々な取り組みは行われているので、ぜひ確認をしてみてください。
制度については様々な意見がありますが、今行われている制度をうまく利用するのも受験だと思います。文部科学省など国が推進していることなので、この流れにうまく乗って皆さんの受験がうまくいくことを願っています。