メモリーアスリートのつぶやき①「限界突破!全力記憶の舞台裏~小林瞭~」

メモリーアスリートのつぶやき

こんにちは!メモリアスリートの小林です!

今回は8月11日NHKで放送された「限界突破!全力記憶」の裏側を小林が語っていきます。

メモリーアスリートの生活に密着の裏話

朝のランニング

朝、いつもランニングをしているので、そこからの撮影になりました。ランニングの撮影ということで走るシーンを撮るために、河川敷を走って同じ場所を何回も往復しました。途中でシャトルランみたいになったので、いつもよりも疲れました笑。さらに中学、高校時代によくスプリントのトレーニングをする時に走っていた坂を紹介して、久しぶりに坂ダッシュをしたのですが、放送では使われませんでした笑。

無駄な坂

幻の7つ道具

ディレクターの方にメモリーアスリートが使う7つ道具的なものがあれば面白いので、教えてほしいと言われていたので、紹介しました。私がメモリーアスリートに必須なアイテムとして紹介した7つ道具

トランプ、タイマー、耳栓(イヤーマフ)、飲み物(スポーツドリンク)、体を動かす筋トレ道具(マットやバランスボールなど)、塩分チャージのタブレット、記録のノート

今思うと「俺以外のメモリーアスリートが使ってない道具結構あるな!」って思いますね笑。

放送ではガッツリカットされてしまい幻の7つ道具となってしまいました。

運動道具

筋トレと瞑想

私は毎日長い時間トレーニングをするので、集中力が切れたときに筋トレか瞑想をします。そのシーンも撮影しました。放送では筋トレがありましたが、瞑想はカットされてしまいました。脳科学者の方からの意見があるかなと思っていたのですが。

瞑想のシーン撮影は10分間くらいただ目をつむるだけだったので、周りから見たらわかりにくかったのかもしれませんね。確かにひたすら10分間目をつむっているとこだけを撮影されていたことを客観的に考えるとかなりシュールですね。

公園での場所づくり

場所づくりも重要なトレーニングの一部ではあるのでそのシーンも撮影しました。トランプを52枚覚えるために必要な26か所場所を作りながら公園を歩き回りました。2時間近く撮影したのですが、尺の関係とスタジオでの平田君の説明がとてもわかりやすかったので、放送ではほぼ使われませんでした。

ちなみに公園で場所づくりをしながら歩き回っている私とカメラマンさんたちを見て、小学生くらいの女の子に「ユーチューバーだ~~~!!」といわれてとても恥ずかしかったです笑。

公園の写真

疲れて寝るシーン

くたくたになって眠りにつくシーンが欲しいと言われ、カメラマンさんたちは労働基準法のため帰ったので、自分でGoProのカメラのスイッチを入れて撮影しました。

いつものように夜12時くらいにメモリーリーグの練習を終えて、パソコンを閉じ電気を消してそのまま布団に入って寝るという不思議なシーンを撮ったのですが、放送ではありませんでした。これは放送されなくて当然だったと思います笑。

日本記録挑戦の舞台裏

挑戦への意気込み

日本記録挑戦を望むにあたって、入念に準備をしました。約2週間ほど前から日本記録挑戦をやると言われていたので毎日必ず2回はメモリーリーグだけでなく、リアルカードでのトランプ記憶の練習をしました。

練習では絶好調というわけではなかったですが、悪くなく、直前の二日前の練習では22秒で覚えられていました。正直なところ、「そんなに苦戦はしないだろう」と思っていました。

直前の練習での22秒

1回目の挑戦

挑戦は大会と同じように2回できると言われていたのですが、1回目で失敗したらもう後がなくギリギリの精神状態で成功させることは難しいので1回目で決めようと思っていました。

ある程度の緊張は予想していましたし、練習ではできているので自信満々の状態でスタジオの収録を始めました。親の「プレッシャーに弱いのではないか」というコメントをはねのけ、いよいよ1回目の挑戦が始まりました。

ところが、審判の青木さんの「レディ・ゴー!」の合図とともにスタジオが暗くなりライトが私だけに照らされました。放送ではわかりにくいのですが、めちゃくちゃ暗いです。スタジオが暗転しライトが照らされることは事前に知らされていたのですが、思っていたよりも全然暗かったです。

照明が見た目より暗い

そのまま緊張に飲まれ、1回目は失敗してしまいました。記憶している感覚としては悪くなかったのですが、タイムを止めた後の時間で芸能人のゲストの方たちの会話が聞こえ、頭の中をめぐりダメだと思いました。緊張に飲まれて周りの声が聞こえてしまうほどのメンタルでは成功できません。

ラストの挑戦

1回目が失敗に終わり、スタジオの雰囲気がどんよりとしてしまいました。その時は次の挑戦へメンタルをリセットしていたため、何も考えてませんでしたが、1回目に失敗した小林の責任です笑。

後がない状態で、1回目の挑戦後すぐに2回目の挑戦に臨みました。1回目と2回目の挑戦の間の時間は、2,3分でとても短かったですが、非常に重要な時間でした。

できるだけ1回目の挑戦のことは考えず、もちろん後がない状態ということも忘れ、ひたすら次に使う場所を頭の中で巡りました。最後に「俺ならできる!」と心の中で叫び、2回目の挑戦が始まりました。

「レディ・ゴー」という合図ともに、スタジオが暗転し、スタジオ全体が静寂に包まれました。ゆっくりと深呼吸をして、トランプを覚えました。

結果は32秒で日本記録達成。記憶の途中で1度つまずいてしまったのですが、最後は意地でわずかに1秒記録を上回りました。

挑戦を終えて

最後に日本記録挑戦を成功で終え、とてもうれしかったのですが、率直な感想は「思ったよりもはるかに苦戦した」です。

緊張することは予想できていたことなのですが、もっと簡単に成功できると思っていました。これもメンタルスポーツともいわれているメモリースポーツの難しさの一つであると身をもって感じました。

スタジオで芸能人に見られ何台ものカメラに撮られながらの記憶は、普通の大会よりもはるかに緊張しました。人生で一番緊張したかもしれません。物凄くいい経験になりましたし、とても負荷のかかるトレーニングにもなりました。何よりも楽しかったです。

もっともっとメモリースポーツの楽しさを知ってもらえるようにこれからも頑張っていこうと思いました。

撮影後BSAの出演メンバーで記念撮影