必見!トランプ記憶攻略法〜準備編〜

メモリースポーツ

メモリースポーツの一番の花形競技と呼ばれるのがトランプ記憶(スピードカード)です。どんな競技か見たことがない方は僕が大会で記憶している様子を動画で撮影したのでリンクを貼っておきます。実際にはこの動画の記憶の作業に追加で、「回答+答え合わせ」という全体の流れがあります。

青木選手スピードカード記憶
青木が城南SCCでトランプ記憶をしている動画です。


「こんなのできっこないよ!天才だからできるんじゃない?!」なんて思われるかもしれませんが練習さえすれば誰でもできるようになります。

また「そもそもスピードカードとトランプ記憶って何が違うの?!」思われる方もいらっしゃるのかもしれないですが、どちらも基本的に同じ内容です。
5分以内で記憶し、5分以内で回答する種目をメモリースポーツではオフィシャルにスピードカードと呼んでいるのです。
トランプ記憶の方が広い意味で、その中にスピードカードが含まれるっていうパスタとスパゲティみたいな感じでしょうか?笑

本題に戻りまして、とりあえずトランプ記憶を行うには料理を作るのと同じように材料集めなどの下準備が必要になります。以下の内容を参照してした準備を行いましょう!

準備
①トランプを2組購入する。
②トランプ52枚のイメージを決める。
③場所(ルート)を準備し、1つのプレイスにいくつのイメージを置くのかを決める。

以上で準備は終了です。

と言っても少しわかりにくいと思いますので順に説明していきます。

①トランプを2組購入する。
トランプはどんなトランプでも構いません。値段を抑えたいのであれば100均で2組購入しましょう。消費税入れても216円(10月からは220円)で済みます。
※トランプを2組購入するのは、記憶用と回答用が必要なためです。
個人的には記憶用のトランプと回答用のトランプで色を分けてあげることをおすすめします。
僕は記憶用を青回答用を赤にしています。
僕が青を記憶用にしているのは、苗字が青木という理由なだけなのでどちらが記憶用でも構いません。笑

②トランプ52枚のイメージを決める。
トランプ52枚を覚えると言っても、
「♥3・♠7・♦1・・・・・」という風にマークと数字を覚えている訳ではありません。52枚のトランプそれぞれに事前にイメージを決めておきそれを記憶しています。
♥3:はさみ(ハートのさん→はさみ)
♠7:砂(スペードのなな→砂時計)
♦1:たい焼き(ダイヤのいち→たい焼き)
という風に記憶するのです。
52個のイメージは人によって違うので自分で作ることをおすすめします。

③場所(ルート)を準備し、1つのプレイスにいくつのイメージを置くのかを決める。
イメージを52個決めても、そのままでは順番は覚えることができません。
その順番を覚える方法は、ストーリー法場所法というやり方がありますが、
ストーリー法のみで52枚覚えるのはかなりしんどいので場所法を使うことを強く推奨します。
ですのでここでは場所法で行うことを前提に書いていきます。

場所法に関しては、記憶するものを自分の身近な場所に置くというやり方です。
身近な場所は自宅でも学校や会社などどこでも良いので決めてあげます。
自宅の場合は、玄関のドア、郵便ポスト、靴箱、トイレなどのように自宅の中に細かい場所があると思います。ちなみに自宅のような場所全体をルートと呼び、玄関のドアなどルートの中にあるいくつかの場所をプレイスと呼びます。
トランプ1パック分で1つのルートに割り当て、プレイスの順番通りにトランプのイメージをおいてあげます。1つのプレイスに1つ置く場合はトランプ52枚で52プレイス必要ですし、1つのプレイスに2枚置く場合は半分の26プレイスが必要です。
ここで1つのプレイスにいくつ置くのが正解というのはありません。人によって異なります。
もし悩むようでしたら、1プレイスに2つのイメージか3つのイメージでやることをおすすめします。そのようにおすすめする理由は、1プレイスに2つのイメージか3つのイメージでやっている人の割合的が多いからです。
ちなみに、僕の場合は1つのプレイスに3枚のイメージを置くので必要なプレイス数は17プレイス(余り1枚)になります。各プレイス内での順番はお話を作って記憶します。
もしストーリー法や場所法を詳しく知りたい方は、BSAで講師もしてくれている平田くんの本が非常にわかりやすく書いてあるので、そちらを参照してみてください。

上記のような3ステップで準備は完了です。
ということで準備は全て整いました。あとはトランプの順番を実際に覚えてみるだけです。
次回の記事では実際の、覚え方についてと回答の仕方について解説していきたいと思います。